ユダヤの教育 宗教ではありません。続編
ユダヤ流の習慣に
葬式ベースという考え方があるそうです。
誕生日になると家族が言ってくる事、それは
「1月1日は世間が決めた1年の始まりの日、だけど本当の1年の始まりの日は、あなたが生まれた日、その日から」という事。
この1年が始まる時、もう一つ設定するのです。
人は生まれた限りは必ず死にます。
そして、死ねば、お葬式をします。
お葬式には関係していた人が来てくれます。
そして、その方々はあなたが生前はどんな人だったのかスピーチしてくれます。
(スピーチしてくれたとしたら)
あなたは誰に何と言われたいですか?
伴侶(妻、夫)
子ども
親戚
友人
仕事仲間(部下、上司など)
地域の人々
その他にも関係した方々
それぞれ、何と言われたいか考えてみましょう。
そして、そう言われるためには、どうする必要があるでしょうか。どんな行動をとりますか。どのような態度で接するのでしょうか。
ポイントは、まずは「誰に」を決める事。
それから、「言われたい言葉」を決めて、最後に「行動」を決める。
今の私は患者さんからこの先生に診てもらってよかった。と言われることです。
そのためには誠心誠意歯科治療にあたることです。
もちろん家族を一生支えてくれたと皆に言われたいので、忙しい毎日の中でコミュニケーションの時間を取って気持ちを伝えねばと思います。
お葬式の時にどう言われたいのか決まれば
毎日の行動基準が決まります。
そして、人は成長すると考えが変わるから、毎年、誕生日に設定し直す事も大切です。